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落語と天寿を楽しむ会 落語編

5月31日は、三遊亭 鳳楽師匠天寿蔵にお迎えして

第五回 落語と天寿を楽しむ会 が開催されました。

Dscn8952この日は、あいにくの天気で肌寒く、時折小雨のちらつく日となってしまいましたが、会場は満員御礼となり、鳳楽師匠のファンの方々も多く外の天気とは違い『待ってました!』と言わんばかりの雰囲気で落語が始まりました。

始まりには、社長からご挨拶で『今年、天寿酒蔵寄席も第五回を迎える事が出来ました。本物の落語に触れる機会を作る事が出来ますのもこの会の仲立ちとなっていただきました《日本の酒と食の文化を守る会》会長の村田淳一氏と鳳楽師匠のお陰で続けてくることができ満員御礼となりましたことをうれしく思います。この落語のあとも師匠を交えて天寿を楽しむ会がございますのでお時間の許す限りお楽しみくださいますようお願い申し上げます』

*次のご挨拶は、この会の仲立ちとなっていただきました《日本の酒と食の文化を守る会》会長の村田淳一氏からご挨拶いただき、『代表を務めるこの会の名の通り、古くからの日本の食文化を見直し後世に伝えるべく活動をしておりますが、天寿酒蔵さんはそのもっとも見習うべき姿勢でこの会を開催してくださいます。特にこの時期しかいただけない山菜が今回も出てくることを楽しみにしてまいりました。従業員やその奥様達の手作りのお料理は郷土料理そのもので素材のよさや地域の味付けに準じており、他では見られないご馳走をいただけることに感激しております。』と、この会の裏方さんを大いに誉めていただきました。

従業員や奥様たちにはとてもうれしいお言葉になったこと間違いないscissors

と、思いますがそれこそ宴会の準備のために私達お客と一緒に落語を聞くことなんてできないのでこのうれしいお言葉は、ご本人達には聞こえませんので、ここで私がお伝えし、慰労申し上げたいと思います。ほんとにありがとうございました。そしてお疲れ様でした。とってもおいしかったお料理の感想は、次の報告でじっくりさせていただきます。

さてさて、お待ちかねの鳳楽師匠の落語の始まりです。

テケ、テンテンテン♪の出囃子が鳴り師匠が錆鉄御納戸(さびてつおなんど)色の御着物で登場です。

(色は、私が勝手に解釈したものです coldsweats01

一つ目の落語は、『替わり目』

酔っ払った主が、家に帰ってからもお燗酒を飲もうとしたところ、あいにく家では火を落としてしまいお燗することができない、そこに丁度良くうどんやが通りかかり呼び込みお燗してもらい、肝心のうどんは嫌いだからいらねぇと、お燗だけしてもらい帰す。そこへ遣いに出ていた女将さんが戻ってきてどうやってお燗したかを知り、そのうどんやを呼び止めうどんを買ってやろうとしたところ、うどんやが呼んでも来ない。どうして行かないのかと尋ねられたところ『あすこの家は、今お燗の替わり目なんだ』とのオチ・・・ここで会場は一気に笑いの花が咲きました ^^

10分間の休憩のあとお召し替えをして、藤納戸(ふじなんど)色のこれまた渋い色の御着物で登場しました。

(この色も、私が勝手に解釈したものです coldsweats01

二つ目の落語は、『百年目』  

ある商人の番頭さんの話しです。この番頭さんは、誰が見てもまじめ一筋。遊びのあの字も知らない風で、この番頭さんが石の上で転ぶと石の方が痛いというほど堅いことで知られている。が、ある日番頭が出かけた先は、向島の花見、顔を隠して芸者と戯れたところ戯れて間違えてつかんだ手が、ちょうど花見に来ていた自分の主である旦那だった。顔を隠していた扇子をはずすと旦那の顔。ここで『お久しゅうございます。ご無沙汰しておりました』といい、その場を逃れるが、店に戻った番頭は、もうこれで、番頭の座も追われること間違いないと思い込み旦那に呼ばれ聞いた話が、大木とその下に生えた雑草の話し、大木はこの雑草のおかげで大きく育った、また雑草は大木のお陰で育っている。お互い持ちつ持たれつの関係であり、我が家も同じこと。もう少し待って番頭の替わりができるまで、辛抱してくれよ。と、旦那の大きな懐の話しを聞かされる。が、、、そこで、向島で会ったときにどうして久しぶりなどと言ったのだ?と、尋ねたら、百年目のような気持ちでした。

・・・・今回は回も増してお客さんも利口になってきてると見えたのか、『考えオチ』でしょうか。ここで会ったが百年目を思い出さないと納得しないオチでしたhappy01

『ん~~、』と、感嘆のため息がもれた会場でした。

芸を磨きこんだ鳳楽師匠の落語は、天下一品です。

今回も質の高い落語に出会えて感激です。

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コメント

>明烏さん
それは、すばらしいことですね。
でも、そうなっても地方へ足を運んでくださるといいのですが・・・wink

投稿: ペチママ | 2008年6月15日 (日) 09時43分

最近の話題では、師匠円楽より「鳳楽に7代目三遊亭円生襲名させたい」との記事を見ました。現時点では確実なのか不明ですが実現すると大名跡復活で喜ばしいことですね。

投稿: 明烏 | 2008年6月13日 (金) 23時47分

>明烏さん。
落語にお詳しいですね。
鳳楽師匠は、そんな存在だったのですね。
本当にすばらしい落語でした。
こんな贅沢をできるなんてうれしいことです。

「秋田ブログの輪」ですか?
了解いたしました。
かだらさでもらいますcoldsweats01

投稿: ペチママ | 2008年6月 3日 (火) 08時10分

天下一品の落語のはずですよ、名人と言われた三遊亭圓生にとって初の孫弟子なのですから。前座名も大師匠の名前を一文字もらっていたわけですから、期待の大きさもあったはずです。

先日「秋田ブログの輪」を立ち上げました。良かったら参加をお待ちしています。

投稿: 明烏 | 2008年6月 2日 (月) 19時26分

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