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旬どき・うまいもの自慢会・秋田

  《第8回 秋の集い》

Dscn0107 9月 22日 にかほ市の串銀さんで開催されました。

今回は、のどぐろが主役です。

のどぐろとは、別名赤むつと呼びその名のとおり外観は赤くとても美しくのどぐろという名が似つかわしくないようですが、口腔が黒いことから「のどぐろ」と呼ばれております。

島根から新潟までの日本海で多く獲れるということで有名ですが、秋田県のにかほ漁港でも獲れます。

Dscn0139 地元では古くからおいしい魚として知られており、キンキと引き合いにされ、どっちが好きかと言われるくらいの高級魚でもあり旨い魚です。

白身魚なのですが、脂がのっていて、ほどよくしっとりした食感があり、『おいしいぃ~~』を連発しながらの完食でした。付け合せのミョウガの酢漬けが食後をさっぱりとさせてくれ『ぐぅ~~good』でした。

主役からの説明になってしまいましたが、会の進行順にお料理とお酒の相性も兼ねて披露させていただきます。

Dscn0124 社長ご挨拶です。

『旬どきうまいもの自慢会というのは、3年前に 「旬・季節感」をベースに「地の酒」と「地域の食文化」との関係を取り戻し、日本酒をこれからの時代の流れ(「地産地消」「スローフード」「ロハス」等の流れ)に乗せ、国酒としての誇りと文化と売り上げを取り戻す運動Dscn0118として始めましたが、なかなか旬のネタを探すのは容易でないことで今回、植沢さまにご相談しこの会をセッティングしていただきました。のどぐろをメインに旬の食材を串銀の店主さまが腕を振るった料理で出てきますので天寿の酒と一緒に味わっていただきたいと存じます。』

Dscn0131Dscn0132  杜氏が乾杯のお酒について説明いたします。

このお酒は、新酒品評会に出品したのを小瓶に分けて今回持参いたしました。

出品するお酒は、袋吊りして雫を集めて斗ビンに取り分けますが、このとき取り分けた最初の斗ビンと中間の斗ビンと後の斗ビンとでは味が微妙に違います。

それを利き、どれがいいかと品定めをして出品します。そのときと同じものを持ってきました。みなさんもじっくりと利き酒をしながら乾杯の一杯をいただいてくだされば造り手としては大変うれしいことです。

Dscn0129 そんな、お話を聞いての乾杯です。

乾杯のご発声は、初回からほとんど参加しております。佐藤様からいただきました。

『かんぱ~い』の後の一口は『旨いsign03』と口々に、うなっておりました happy01

3年間で開催されたのは、今回で8回目ということでみなさん顔なじみになり、最初から和気藹々としております。

おいしいお酒とおいしいお料理を味わいたいという方たちの集まりなので、ワクワクした心持が伝わってきます。

Dscn0135  前菜三点盛:里芋、木の芽味噌田楽・イカの塩辛・椎茸肉詰め焼き=もう里芋の季節なんだね~とねっとりと粘り気のある芋に味噌が混ざるとついひやおろしに手が伸びます。

Dscn0136刺身:シメサバ・ヒラメ・中とろ=シメサバは自家製とあって、市販にはない甘味を極力押さえ酢の良さをサバに封じ込めた一品でした。

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ハタハタのから揚げ・黄金揚げ=ハタハタをこんなにカリッと揚げれるのは職人技です。ホクホクした身もおいしいのですが、頭もまるごと食べれるので、ハタハタのから揚げって旨いとインプットされます。また、稲の穂をから揚げにしたのは飾りと思いきや、穂だけをつまんで食べるのだということ『ほぅ~揚げたてのお米は子どもの頃に食べた米菓子のよう』といいつつ片手には本醸造のお燗酒です bottle

Dscn0156甘鯛梅肉炊き・しめじ・紅葉人参・菊・オクラ・銀杏九十・水晶茄子=鯛のふわふわの身が出汁を含み噛むと鯛特有の香ばしいうまみが口を包みます。付け合せの野菜も本来の味を持ちつつ出汁と相性良く仕上がってました。その出汁をいただくと鯛と昆布だしが塩味で上品に整えられていて最後の一滴までいただいてしまいました。このお料理には純米大吟醸が合い、ちびりちびりいただくと鯛の旨みが増しまた一杯と止まらなくなります。

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Dscn0142  ←国産牛陶板焼 自家製タレ=程よい脂身があり、柔らかく自家製タレとの相性バッチリ、純米酒のお燗と合いこれからの季節にぴったりの料理&お酒です。

Dscn0158→いくらおろし・酢橘=小粒で柔らかくぷちっと口の中で弾けた後は、濃厚ないくらの味が酢橘とおろしと相まって濃くと旨みとさっぱり感とが押し寄せる一品です。なんといっても秋の味には純米吟醸:ひやおろしですよ。まったりとしたフルーツの熟れたような旨みが秋の旬を包み込むようです。

Dscn0163 中締めの佐藤さんは、熱く熱く日本酒を愛していてこれからどうやって日本酒のおいしさを広めていこうかとプランニング中とのことでした。若い人たちへ和らぎ水の取り方を提案しながら日本酒を知っていただきたいとの思いを語っていただきました。

ありがとうございます。国酒である日本酒のため共に頑張りましょうねsign03

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社長とお客様との酒談義は尽きることなく、また、杜氏もそれに負けないくらい語っておりました。 (◎´∀`)ノ  (*゚▽゚)ノ

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本日のお料理を引き立てたお酒たちです。

純米吟醸ひやおろし ↓純米大吟醸天寿

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本醸造あきたこまち  ↓純米酒天寿

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Dscn0185 最後に串吟大将のとびっきりの笑顔と

お勧め酒 プライベートブランドの

吟味良香 鳥海山

 『これ、旨っしなぁ~~』

本日は、おいしいお料理ありがとうございました。

 おいしいものをいただくと幸せを感じることが

できるものだと、改めて思いました。

人を幸せにする料理人ってすごいですね。

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矢島八朔祭り

Dscn9869 9月 14日 実りの秋を迎えた由利本荘市矢島町

田んぼが黄金色にキラキラとまばゆいほど輝いてました。

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秋晴れの中、賑やかな音とともに6丁の山車が町はずれの大川原まで来て、午前9:45に踊りながら出発します。

(田中町の山車と踊りです)

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  ↓ 今年の山車と仮装は ↓

水上山車:子連れ狼 仮装:PARA Ⅳ

新丁山車:二冠達成!北島康介 仮装:南部俵積唄

田中町山車:「火の鳥」輪廻転生 仮装:不死鳥演舞

城新山車:三国志 仮装:シャナナ☆

館町山車:浦島太郎 仮装:毛槍奴

七日町山車:八代将軍 吉宗 仮装:よっちょれ

この山車と踊りは、駅前付近に着くと丁度お昼時となり、休憩をしてからまた踊り出します。

Dscn0032Dscn0030 天寿酒造の前は、13:30頃に通りますがその前にお神輿も通り社長がお酒を献寿し祈祷いたします。

お年を召した方ほどお神輿がくるとひざまづき丁寧に祈祷する姿が見られ、この祭りが400年もの歴史を持って矢島を守り続け、慕い尊ばれてきたものと伺い知ることができます。

尊い儀式が終了したら今度は賑やかな活気のある音が近づいてきて、やんや、やんやと祭りを盛りたてます。

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Dscn0053 天寿酒造の前では必ずどこの丁内の山車も止まって踊りを披露してくれるので、踊りが終わったら天寿酒造から純米吟醸の振る舞い酒があり、若者たちは一気にここで酔ってしまう・・・

と、いうこともあるようです。

暑い中、喉が渇いたところへ

冷えた一杯は

『うめぇ~~~』 lovely の一言につきます good

こうやって、今年も厳かにそして賑やかに祭りはたのしく終了いたしました。郷社神明社の神様に五穀豊穣の祈りは届いたことでしょう。稲刈りまであと数日ですが、台風などの自然災害がないことをお祈りし、おいしいお米とお酒ができることを期待します。

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矢島 八朔まつり 宵宮

Dscn9805 9月 13日 宵宮

八朔まつりは、旧暦の8月の朔日に行われていたので八朔まつりと呼ばれるようになったのですが、さてこの朔日とはなんぞや sign02

ということで調べてみたところ旧暦の一日のことなんだそうです。

この祭りは、郷社神明社から弁財天(宇賀神社)まで神輿がお下りし弁財天で1泊するのですが、勘違いしている方が多くいらっしゃるのが郷社神明社が男の神様で弁財天様が女性の神様であり七夕のように一年に一度のご対面と思われておりますが、どちらも女性の神様であるということを再確認しておきたいと思います。その文献はこちらで確認できます。(佐藤周之助氏筆)

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各丁内のお囃子や田楽灯篭を持った子供達がお神輿のお下りを御伴します。

ピーヒャラ~ラー、ドドン、カ、ドンドン☆

その合間に、子供達が『いちにのさんで、エイエイオーー』

『も、ひとつおまけに、エイエイオー』と、祭りを盛り上げます。

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神輿をかつぐ神人によって、神明様が弁天様に到着しました。ここで巫女さんや裃姿の御伴のみなさんや田楽灯篭、ホウズキ灯篭を持った人達はお役目終了となります。

一番元気のいいお囃子は、このあと駅前で競演会をおこないました。

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町内の笛、太鼓の演奏者紹介をしお囃子が始まるのですが、この紹介が年々面白くなってきていて、新丁の紹介のとき

『あ、ん、ぅん。。。なんもいえねぇ~~』と言ったときは会場が大爆笑でした。

このあと、きちんと笛や太鼓のメンバーを紹介しておりましたけどね。

この競演が終わると、夜もふけて宵宮は終了です。

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とうぜんこの日は、このワンカップ 天寿 片手に祭りを楽しんだ方が多数いらっしゃいましたよ~~

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待ってました! ひやおろし♪

このフルーツの熟れたようなまろみが大好きで、天寿:純米吟醸 ひやおろしの大ファンです。

L1439月8日に発売になり、早速いただきました。upbottle

フルーティな香りが漂い、ゆっくりと、まったりと蔵の中で

時を過ごしたのが伝わるような心地よい米麹の香りです。

口に含むと香りが綺麗に広がり、フッとしばし我を忘れるおいしさ。

私にとっては、待ちに待った秋の味なのです。

日本酒の楽しみ方を知らない頃は、秋になると寂しさがあり、極寒の冬の寒さを思うこの季節は、とても暗い心持をする時期なのでしたが、秋にならないといただけない『ひやおろし』の味を知ってから秋が楽しみになりました。また、極寒の冬も蔵開放で搾りたてをいただけるので楽しみのほうが上回り、極寒の冬もなんのそのrock 気持ちから負けていた自分に元気を与えてくれた日本酒です。 ありがとうheart04

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 水源探索トレッキングでお越しいただいた皆様や天寿ファンのみなさま、そしてこのブログをご覧いただいてる皆様

法体の滝のこんな紅葉を実際にご覧いただきたいですね。

この写真は昨年のものですので、紅葉までにはまだ早いのですが、見頃になったらこのブログでお伝えしたいと、思います。

天寿:純米吟醸 ひやおろしは、こんな景色を眺めながらいただくと一段とおいしさと綺麗さの増すお酒です。

カシャ、カシャ、と乾いた音を立てながら枯葉を踏み、もう一度法体の滝の上流から紅葉を眺めたいですね。

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水源探索トレッキング 報告!

水源探索トレッキングが 8月30~31日で開催されました。

=8月30日()=

  9:40  JR 秋田駅東口集合(JRご利用の方・一般参加の方)
10:40  秋田空港到着ロビー集合(航空機ご利用の方)
12:00  元滝見学(平成の名水百選に認定)
13:00  水源探索・トレッキング・昼食(鳥海山の麓 中島台 獅子ヶ鼻湿原)
16:30  ホテル着(HOTEL フォレスタ鳥海)
18:00  【天寿を楽しむ会】

=8月31日()=

 9:00  ホテル発
 9:30  【法体の滝】散策(名滝100選)
11:00  原料米の田んぼ(無農薬アイガモ農法水田等の見学)
11:30  天寿酒造(酒蔵見学)
12:30  昼食
15:20  JR 秋田駅東口着(解散)
16:30  秋田空港着(解散)

20名でご夫婦での参加が多く和気藹々とした雰囲気でした。

 私は、2日目からの参加でしたので宿泊地のホテル フォレスタ鳥海 までお迎えに行き『おはようございます』の挨拶で皆さんとご対面です。

Dscn9563 昨年もご参加いただきました、YさんとHさんとの再会も果たし

ほんわかした心持で出発ですbusdash

第一の目的地の法体の滝までの車中では、佐藤杜氏の滝の説明で、秋田県の名勝&天然記念物に指定され「日本の滝百選」にも選ばれ、流長100m落差57mであること滝の上は甌穴といって水の浸食によって削り取られた岩の丸い穴を見ることができます。と、ガイド並みの説明で滝へ到着sign03

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バスを降り、滝へ向かうご一行様です。

丁度この日は、秋田県出身の漫画家:矢口高雄氏原作の『釣りキチ三平』の劇場版の撮影が行われており珍しい光景を見ることができました。

Dscn9566 監督 - 滝田洋二郎

キャストは、

三平三平 - 須賀健太

三平一平 - 渡瀬恒彦

鮎川魚紳 - 塚本高史

で、撮影中に地元テレビ局が取材をして、秋田の感想を須賀健太さんや渡瀬恒彦さんに聞いてましたが、『自然がいっぱいで、空の青が濃いのが印象的です。また、地元野菜がとてもおいしくて毎日炊き出しをしてくれるみなさんの心遣いも暖かく感謝してます。』とおっしゃってました scissors

公開が待ち遠しいですね。劇場で地元の風景が写ったのを見るときは、大きな感動を受けることでしょう。監督、出演者、スタッフの皆さん、事故のないよう無事撮影が終了しますことをお祈りいたします。

Dscn9575  そんなことを思い巡らしながら、滝上流へ到着です。

『これが、水の浸食でできた甌穴です。』

などと、杜氏から説明を受け、皆さん感動してるご様子。

雨が続いてましたので、水嵩も多く

ゴゴゴーーーッと響く水の音に自然の力を感じざるにはいれない場所です。あいにく雨がポツポツ降ってましたので、早々に切り上げて次の場所である、アイガモがいる無農薬田へ移動です。

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自社で管理、収穫し、お酒にする田んぼですが、無農薬米を作るには、雑草取りがとても大変で従業員10人が10日かかってもすべての雑草を取り除くことができなく、無農薬米を作ることの困難さを身体で感じ、またこれを経費として計算するなら、1人1万円として雑草取りだけで100万円かかる計算になり、経費の面でもとてつもない数字になり無農薬米の貴重さを実感してます。

ですが、自社生産だから無農薬米が作れ、またそのお米から作る完全無農薬美山錦仕込「純吟天寿」酒があることを、訪れた皆さんは感慨深げに聞き入ってました。

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アイガモはといえば、稲の穂がでてきたので雑草よりもおいしい穂を食べてしまうので、もうお仕事が終わってマンションでのんびりと余生を暮らしております。happy01

Dscn9601_2 お酒の原料である田んぼを見学後は、蔵元へ到着です。

天寿酒造看板のある玄関で19名で記念撮影です。

Dscn9599 Oさんはご都合により、一足先に帰途につきました。また今度、おいでくださいますようお願いいたします。

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Dscn9618 釜場での説明に聞き入る参加者の皆さんです。

お米の磨ぎ方に着目し、ストップウォッチを持ってとぐことや、といだ後の水切りの工夫の説明を受け、うんうんとうなずいて聞いている方もおりました。

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Dscn9625 外にあるタンクですが、昨日行った獅子ケ鼻湿原の出つぼから湧く

水量は、1分間にこのタンク3本分が湧出してるんですね~。

の説明にみなさん 「うわぁ~~」と感嘆のため息です。

数字を物体にして見ると、どれだけの水量かがとても分かりやすいですね。

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蔵見学最後は、試飲販売です。

『昨夜の天寿を楽しむ会でいただいたあのお酒は、これかしら~?』

とか、香りを確かめている方もおりました。

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昼食をとる為に矢島町の元重臣(生駒藩主に御伴して矢島入り)の邸宅へ移動です。

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お弁当をいただき、満足顔のみなさんです。

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Dscn9655 ここの建物内もすばらしいのですが、庭園がもっと有名で佐藤道益が作った香川県の栗林公園を模して作った庭です。

というのも、このお屋敷の主は佐藤道益の子孫でありました。

戊辰戦争の際に焼失しておりますが、またの子孫によって明治時代の様式を取り入れながら町屋として建設されております。

最後は、こんな歴史ある建物でのお食事で水源探索トレッキングは終了となりました。

あいにくの雨にもかかわらず、ご参加いただいた皆様はとても明るく、雨を呪う言葉もなく秋田に来たという事を心から楽しんでおられるご様子でした。

事故もなく無事終了いたしましたことを心から感謝いたします。

次回もご参加お待ちしております。papersign05

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