« 山菜のミズ出ました! | トップページ | 落語のあとは、天寿のお酒で楽しみました☆ »

最高の落語でした

Dscn23316月6日に三遊亭鳳楽師匠をお招きし、落語と天寿を楽しむ会が行われ過去最高の定員での開催でした。

定刻通りに会が始まり、《席亭》であります天寿社長からご挨拶がありました。

三遊亭鳳楽師匠をお招きしての落語と天寿を楽しむ会は、今年で6回目を向かえますが、主催者を席亭と名乗ることに気づかずに開催しておりまして、席亭を名乗ることは大変名誉なことなのだと改めて気づかされた次第です。鳳楽師匠は、大名跡を襲名なさるとお聞きしており、来年もお越しいただけるか心配なところなのですが、本日は名人芸の鳳楽師匠の話術に酔っていただきたいと存じます。

とのご挨拶でした。

この会の仲立ちをしてくださいました日本酒と食の文化を守る会・会長の村田淳一様よりご挨拶いただき、天寿酒造の恵まれた環境をお褒めいただきました。

この会の趣旨である地元で採れたものを地酒でいただくことを堅実に実行していただき、天寿社長奥様を初めとする従業員手作りの山菜料理はどこへ行っても、いただくことのできない貴重なお料理ばかりです。季節を感じる食と地酒を日本の食文化として残していくことの大切さを噛みしめて本日もお料理とお酒を楽しみにして参りました。

また、鳳楽師匠の落語に酔いしれたあとは、天寿に酔いしれる会でありますが、場所の移動もなく行えるこの環境も天寿酒造での落語と天寿を楽しむ会の最大の魅力でもあります。

と、ご挨拶が続いたあとは、いよいよ鳳楽師匠のお目見えです。

テケ、テン、テン、テン♪

Dscn2338 渋いグリーンのお召し物でお出ましし、近頃の環境をもじって、クスクスと笑いをとり、いつの間にか落語の本題に入っておりました。さすが、鳳楽師匠です。

大山詣りという話しで、酒に酔ってケンカをしたら罰として坊主にするという約束をしたが、守れずに坊主にされ、その坊主にされた仕返しのために坊主にした人たちの妻をすべて尼にして・・・というトンチの利いた人の話でした。

休憩後、茶に縦じまの入ったお召し物で登場し、文七元結(ぶんしちもっとい)という人情物を聞かせていただきました。

バクチ好きで借金だらけのどうしようもない男が身を立て直す為、娘を元に借りた金を持ち家に帰る途中、身投げ気しようとした文七という小僧を留める。聞くと、客から集金した金が盗まれ到底返せない額なので、身投げしようとしたところへ遭遇した。なくした額は今借りてきたのと同じ額で、二度とバクチはするまいと誓い娘と泣く泣く別れて借りた金であったが、命以上のものは無いと、見ず知らずの文七にくれてやり、文七は命を落とさずに済んだ。後に、お金は置き忘れと判明し文七と娘が夫婦になり、元結を切って売り始めそれが、売れに売れ生涯お金に困らない生活をできた。と最後はめでたい話なのですが、娘を元にお金を借りてくるときの娘の気持ちと親の気持ちが織り成す会話がじ~~んと心に響き思わず目頭が熱くなりました。

昨今、親子でも殺しあうという信じがたい事件が有る中で、このような話しはそういう世の中を正しい方へ導いてくれるようで、人としてのあり方をまた基本の位置につかせてくれるような噺でした。

後に鳳楽師匠から文七元結を本日選んだ理由として、命の尊さを訴えたいとの思いが強くあり、「だれでもいいから殺したかった」という殺人犯がいる恐ろしい時代においては、心のあり方を命に重点を置いて生きて欲しいということだと感じました。

また、涙を拭う場面なんかは、本当に涙が出ているようにお見受けしたのですが、の質問にやはり役に入り込み、その人になりきっているので、涙は出ますよ。とのことでした。

そうですよねー。聞いている人も涙するほどですから、なりきって入りきって噺をするのは当然のことでした。愚問であったことを恥じました。coldsweats01

|

« 山菜のミズ出ました! | トップページ | 落語のあとは、天寿のお酒で楽しみました☆ »

イベント」カテゴリの記事

コメント

落語に詳しい明烏さんだったら尚のこと、聞きたかったと思います。
文七元結は、暮れの噺でしたが師匠が選んだ理由として命の大切さを伝えたかったとの思いがあったようです。

投稿: ペチママ | 2009年6月12日 (金) 14時11分

大山詣りも文七元結も大好きな噺です。しかも、どちらも大師匠である六代目圓生の得意な噺だったと思います。
聴きたかったなぁ。
文七元結は暮れの噺だと思ってましたが、この時期でもいいのでしょうね。

投稿: 明烏 | 2009年6月11日 (木) 23時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 山菜のミズ出ました! | トップページ | 落語のあとは、天寿のお酒で楽しみました☆ »