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日本名門酒会、技術交流会&蔵元見学会

日本名門酒会主催の技術交流会と蔵元見学会が2月15日と16日の2日間に渡って秋田で開催され、天寿酒造は16日に見学会をさせていただきました。

日本名門酒会本部より株式会社岡永の代表取締役社長と取締役、情報統括室の2名と営業部1名の5名様

日本名門酒会加盟店、飲食店からは、北は北海道から南は長崎までの13名様

蔵元からは、東北から四国の蔵元の17名様が来蔵していただきました。

スタッフ紹介や、弊社社長のあいさつが済み、杜氏から概要説明をして実際の蔵見学となりました。

人数が多い関係上、3班に分かれて社長の班、常務の班、杜氏の班での見学となりました。

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まずは、麹室から、技術交流ですので、一般の説明とは違った観点からの説明となります。

手作りの麹室、ここの麹は、100%大箱で作ります。

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ちょうど、麹を作成中!

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酒母室

入口の右側には、花酵母の種類と写真があります。

そこで・・・「花の香りがするんですか?」

との質問に、「空気中を飛んでいた酵母が花の蜜の所にくっつき、少し塊になった酵母を見つけ分離されたものです。花は酵母を造りません。従って花の香りはしませんので間違いのないようにお願いします。」

また、当蔵は、速醸のみで生酛や山廃は造っておりません。

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釜場

洗米された米が目標水分が保たれているかを計測する機械です。

0.01%以下の誤差で正確な水分量を測ることができる機械で、計測し釜に投入され蒸米になります。

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醪室

タンクの中にセンサー付きの温度計が入っており、温度が上昇してきたら、タンクの脇に付いている冷却装置で冷やしますが、この時一気に温度を下げることなく徐々に下げるために、何度が間隔を置き冷却装置の水を入れ替え、冷やします。これは、醪が低温になり過ぎないための作業です。

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小仕込み蔵

主にプライベートブランドのお酒を仕込んでおります。

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みなさんが登って覗いている醪は、純米吟醸「鳥海山」とのことで、人気のお酒の製造途中を堪能しておりました。香りをかいで「フルーティーですね」と・・・

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精米所

少しずつ丁寧に精米し、何度も砥石で研がれ、米が熱を帯び乾燥しすぎて割れないよう空気を入れて冷ます窓があり、興味深けに写真に収めておりました。

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削られたぬかは、削られた部分によって成分が違い、再利用するところも違いますので、ぬかの袋は色分けしたテープを付け、一目でどの部分かを分かるようにしており、家畜の飼料や、キノコの菌床など、米油製作所、せんべいなど、に再利用先ごとに分けられます。

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精米所を出ると、雪室があり、ここで皆さんやはり、驚きの声を発しておりました。

4月の末に開封し、厳冬期の生酒と夏の生酒の間の生酒として雪室氷点熟成純米生酒で販売いたします。

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槽場

醪の入る袋が空気で圧縮され搾りだされる工程で、他に大吟醸は酒袋に入れ、槽に寝かせ上から圧力をかけて搾りだすものと、鳥海の雫は、酒袋を槽に吊るし、一切圧力をかけずに滴りおちる酒のみを製品にするものとあります。

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吟醸蔵

一号蔵で見た醪とは、趣が違うと思われます。

発酵の泡の大きさ、醪の白さ、香りの違いなど、ご自身でタンクを覗き確かめておりました。

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蔵見学が終了し、利き酒タイム

お客様の目を引くには、ラベルにも大きな影響力がありますので、遠目でラベルを確認していらっしゃいました。

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香り

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舌で転がした時の味

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喉元を過ぎた時の余韻

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酒販店さんもいらっしゃいますので、質問しながら真剣な利き酒でした。

最後に質疑応答

Q:なでしこ純米というのは、3種類の花酵母のマリーゴールド、日々草、ナデシコがブレンドされているようですが、どうやってブレンドしたのでしょうか?

A:マリーゴールドでできた酒、日々草でできた酒、ナデシコでできた酒をブレンドして造りました。

総評として、日本名門酒会の本部長であります飯田様より総評をいただきました。

「花酵母は真剣に取り組まないと、難しいですが、天寿さんは、みごとなまとまりに仕上げ、綺麗にできあがった酒になっており、新しいタイプの酒として、新時代を予測される酒です。全国でこれほど花酵母を使いこなしているのは、二蔵しかなく天寿さんは、その蔵にはいってます。また、60%の酒がビン燗されている。面倒だがビン燗は、花酵母のよさが生きるのでお客様においしさを届けるための努力に感銘しました」

締めの言葉として、日本名門酒会の本部の森様から

「造り工程では、工夫しながらの作業を関心いたしました。造りを突き詰めて、日々鍛練している姿が垣間見ることができました。これから、期待の持てる蔵であると実感しております」

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ありがとうございました。

皆様お疲れ様でした。

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