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桜の開花が待ち遠しく、なごり雪にしょんぼり。。。

3月の末になりましたが、天寿酒造の里秋田県由利本荘市では、まだ雪がちらつきます。

このところ、朝に外をみて何度『え~~、雪!?』と叫んだでしょうか((ノ)゚ω(ヾ))

桜の花が満開になるのは、いつのことだろう・・・・?

と、遠い目になってしまいます。

が、しかし、春は確実にやってきます。

桜満開の画像でもご覧になっていただき、元気に春を待ちましょう

(昨年の写真です)

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桜のいい香りが漂ってきそうですが、天寿のお酒も花酵母を使ったお酒など

香り高いお酒がたくさんございます。

花酵母とは、東京農業大学 花酵母研究会のHPより

「清酒醸造は、開放発酵にもかかわらず自然に他の醸造酵母と異なった性質を持つ、いわゆる清酒酵母群のみによって占有される。
 

 本要因について検討を行った所、清酒もろみの独特の環境即ち、乳酸による低pH防腐、高度に精白した米を使用する為の低カリウム濃度、固形物が存在し、その固形物の溶解、液化と言った物理的な環境が大きいものとの結論を得た。そこで、これらの清酒酵母はどこから来たのか検討を行った所、空気中のほこりに由来(土壌中)するものと判明した。さらに、これらの清酒酵母群が自然界で最も集積される環境は、糖質源の有る場所、果実、花と考えた。但し、果実では、ワイン酵母が集積されると判断し、花に着目した。
 

 前述した清酒もろみの環境に近づけた合成培地を作成し、花を採取し、本培地に加えて集積培養した後、清酒酵母を分離した所、T.T.C.還元能Redを示し、高い香気特性を有し、発酵能も優れた特徴ある清酒酵母が分離された。
 

 長年、野生清酒酵母を分離し、性質を追及して来たが野性清酒酵母は、添加優良酵母を汚染し、製品の香味を害するT.T.C.還元能Pinkのいわゆる悪玉タイプしか存在せず花から分離した酵母は、まさに花からの贈り物にふさわしい酵母である。」

天寿酒造社長の大井建史は、東京農大出身で中田教授の教え子でもあります。

そのご縁で、花酵母を知ることとなり、現在の天寿の酒造りにも活かされております。

天寿酒造 一番人気の花酵母を使ったお酒


12720_3純米吟醸 「鳥海山」は、ナデシコ酵母を使ったお酒です。

今年も「ワイングラスで美味しい日本酒アワード」最高金賞を受賞しており、昨年開催の

IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)において、純米吟醸・純米大吟醸部門にてGOLD MEDAL 【金賞】

IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)においても金賞

と、数々の賞に輝いております。

桜の香りは、もう少し遅れそうですが、純米吟醸「鳥海山」で春の香りを楽しんでいただきたいと思います。

酒の肴には・・・・

意外や意外、がっつりとしたお肉料理も合います。

スペアリブをお醤油ベースでコトコト2時間近く煮込んだものです。

ガーリック、ハーブ、コショウでパンチの利いた味に仕上がりましたが、純米吟醸「鳥海山」をクイッと喉に流し込んでいただくと、華やかな香りがなお一層引き立ち、お料理を邪魔することなくいただけます。

もちろん、ワイングラスで香りを楽しみながらいただいてほしいと思います。

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ゴールデンウィーク初日は、天寿蔵で雪室開封式

今年のゴールデンウィークのご予定はお決まりですか?

秋田県由利本荘市矢島の天寿酒造へ

~~雪室生酒を酌みに行こう~~

2012年 4月28日(土) 10:00~

天寿酒造 精米所付近(矢島駅出て、右手を徒歩で数秒)

昨年の開封式の様子です

みんなで、よいしょ!

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雪室ののみ口からタンクへ移され皆様の元へ

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ビンの口すれすれまで、詰めますhappy01

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2011_0429_133728dscn8702雪室氷温熟成純米生酒 

720ml  1365円

今年2月の酒蔵開放でしぼりたて純米生酒の入ったタンクをまるごと雪の中に封印し±0度の氷点で熟成させたお酒です。

純米酒のとろりとしたお酒を楽しんでいただくために、開封当日に雪室解禁パーティーを行います。

開封日に蔵元から直接解禁パーティー 会場へお届けし、皆様に逸速く楽しんで 頂く企画です。

日時平成24年4月28日(土) 

午後18時00分~20時00分

ホテルまさか 0184-58-2188
 

         会費4,000円 定員80名

 

酒楽亭 うみひこ横町店  018-863-6732
 

           会費4,200円 定員40名

 

たつみ寛洋ホテル 0184-32-5555
 

          会費4,000円 定員60名

 

寿司竹 0184-22-0753

 会費4,000円 定員30名

定員それぞれ会場ごとに設定あり• 当日参加は出来ませんので予め前売りチケットをお買い求め下さい

• チケットは各会場、または天寿酒造へお申し込み下さい。

•定員になり次第締め切らせて頂きます

お申し込み・お問い合わせは・・・

参加希望者のお名前・ご住所・電話番号・Eメールアドレス・参加人数を明記して、下記にお知らせ下さい。

こちらからご連絡させていただきます。

天寿酒造株式会社  秋田県由利本荘市矢島町城内字八森下117
   TEL 0184-55-3165 FAX 0184-55-3167
   E-mail info@tenju.co.jp

※各会場への直接TELでもお申し込みいただけます。

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 trainおばこ号に乗って、宴会列車 train

由利高原鉄道《おばこ号》を借り切って、解禁パーティー列車として運行いたします。

列車に揺られて旅情あふれる酒宴をお楽しみ下さい。

日時平成24年4月28日(土)

羽後本荘駅発 17:45往復

定員40名

参加費3,600円

お申し込み・お問い合わせは・・・

由利高原鉄道株式会社 0184-56-2736まで

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由利本荘ひな街道と天寿蔵見学

3月9日より秋田県由利本荘市では、町中ひなめぐりを開催中です。

天寿酒造の本宅の築180余年の座敷には明治初期の古今雛を展示しております。

予約を受け付けたお客様に限り、天寿酒造の酒造りの現場を見学いただけます。

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この日の団体さんは、佐竹知事夫人他50名のお客さまに来蔵いただき、常務がご案内役を務めさせていただきました。

常務が、「ようこそお越しくださいました。蔵案内をさせていただきます常務の大井と申します。分かりやすくいいますと、三男坊になります」との説明に多くのご婦人たちは、「はぁ~、なるほど、男前だね~」などとおしゃべりが始まりました ;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

最初の見学場所は、ビン詰工程で丁度青いおしゃれなビンに詰められた純米吟醸でしたので、「このお酒何?ワインのようなビンだね」など、感想がすぐに出てくる所がご婦人方のいいところup

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麹室

麹は、麹菌というのを付着させこのような麹に仕上がります。

お酒を召し上がらない方でも甘酒は好きな方もいらっしゃると思いますが、麹は

甘みがあり、砂糖なしで作る蔵開放限定の甘酒は毎年完売するほど人気で、人気の秘訣は、麹本来の甘みが柔らかくておいしいということのようです。

「へぇ~そんな甘酒あるの!飲んでみたいね~」など会話が盛り上がります。

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酒母室

天寿酒造では、花酵母という花から分離された酵母を使用したお酒も作っております。

社長が日本農業大学醸造科卒業で、恩師である中田教授が世界で初めて花酵母を発見しそのご縁で花酵母を使ったお酒を造ることができました。

撫子の花から分離された酵母を使用した純米吟醸「鳥海山」は、複数の賞を受賞しておりますが、最新の受賞は、ワインブラスでおいしい日本酒アワードにて最高金賞を受賞しております。

「すごいねぇ~ワイングラスで日本酒飲むなんて考えつかないよね~」と、またまた率直なご感想が聞こえてきました。

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醪室

酒母と麹と蒸米と仕込み水で発酵が進みお酒となりますが、ここではその発酵をさせるタンクがたくさんならんでおり、醪室となります。

蔵開放では、ここで試飲していただいたのですが、本日は向こうに試飲コーナーを設置しておりますので、そちらで数種類試飲いただきたいと存じます。

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ということで、試飲コーナーで蔵訪問祈念のお猪口をプレゼントさせていただき、そのお猪口で試飲いただきました。

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ほろ酔い気分で天寿蔵を後にいたしました。またのご来蔵をお待ちしております。

佐竹知事夫人は、「矢島のお雛様はすばらしいのがたくさんあって、今回は本当にいい旅をさせていただきました。」とおっしゃっていただきました。

大変光栄に存じます。

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地元矢島のため

秋田のため

日本のため

に、良質の日本酒を造り続けます。

ありがとうございました。




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霊峰「鳥海山」と、純米吟醸「鳥海山」

ここ最近なごり雪が続いておりました秋田の鳥海山の麓ですが、久々に快晴となり純白な鳥海山と青い空が美しかったのでご紹介させていただきます。

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標高2236mの鳥海山は、気象変化が激しくさっきまで全容が見れたと思ったら、雲に覆われ見えなくなるということがしばしばあるので、姿を現した時はすぐにカメラを持って外に出ます。この時も、家から見たときは頂上付近の雲はなかったのですよ(。>0<。)

先日の「ワイングラスで美味しい日本酒アワード」で最高金賞を受賞 した純米吟醸「鳥海山」は、この山の名前からいただいたものです。

世界へ羽ばたくお酒となって成長しておりますのは、ひとえに純米吟醸「鳥海山」をご愛飲いただいております皆々様のおかげです。ありがとうございます。

また、いい酒を造るための米は、この地で育てられ地元酒米農家の人々で結成された天寿酒米研究会の美山錦を100%使用しております。鳥海山から流れ込む雲は、程よい湿気や風、また豊かな雨水が肥沃な土地を造りだし、旨い酒米が収穫されます。

もうひとつ、いい酒を造るための仕込み水ですが、天寿酒造に沸く鳥海山の伏流水もこの山のおかげです。仕込み水によって同じ米で作った酒でも口当たりが違ってくるように、重要な水です。この鳥海山の伏流水は、超がつくほどの軟水で、まろやかさのある仕込み水です。

昔から、信仰の山として崇められてきた地元の山、鳥海山は自然の恵みを育んでくれる神様のようなもので、今でもその精神は地元の人々の心の中で受け継がれており、愛される山となっております。

地元から博愛される鳥海山の名をいただいたお酒をワイングラスでいただくという企画で最高金賞を受賞いたしました純米吟醸「鳥海山」は、是非ともワイングラスでお飲みになっていただきたいお酒です。

グラスを傾けた時に感じる香りを楽しんでいただき、日本酒はすべて無色透明ではないということにも気付いていただけましたら幸いです。

ワイングラスでいただくということは、お料理も和食に限らず自由に楽しんでいただけるはずです。

鶏肉の中華風焼き、菜の花添え

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鶏肉を一口大に切り、塩コショウ、ニンニクをすりこんで10分ほどなじませます。

片栗粉をまぶして、熱くなったフライパンに油を敷き焦げ目が付くまで焼きます。

両面にこんがりとキツネ色になったら、お湯を入れます。

そこに鶏がらスープの素を入れ味を調えます。

5分ほど煮たてたら、菜の花を入れサッと火を通して、最後にゴマ油を回しかけ出来上がりです。

こんがりと焼けた香ばしさがポイントのお料理に、純米吟醸「鳥海山」をワイングラスでお召し上がりくださいますと、香りとともに日本酒の良さを感じられることと思います。

是非とも、ご賞味ください。

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ワイングラスでおいしい日本酒アワード 天寿大吟醸「鳥海」が金賞

ワイングラスでおいしい日本酒アワードとは.....

日本食が世界に愛されるようになり、寿司や天ぷら、すき焼きなどがメジャーになりつつあります。

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食事を楽しく盛り上げるのは、アルコール飲料ですよね。

和食といったら日本酒となるのですが、海外ではワイングラスで日本酒を飲み、ぐいのみやお猪口といった日本の酒器では味わえなかった繊細な香りまで楽しんでくださるようになりました。

ワイングラスは、底面まで見えるために繊細な色付きや粘性も感じられるようになり、お猪口からワイングラスに移し替えて飲むだけで、日本酒の香りが高いことや、限りなく透明に近いグリーンや黄金色といった色も微妙に違うことが再認識されました。

ワイングラスでおいしい日本酒アワードは、単に品質の良し悪しを競うことを目的としたのではありません。

日本酒を普及させるために日本酒の文化継承と発展を心頭に置き、ワイングラスによって新たに発見された日本酒の魅力を広く伝えていこうという趣旨に賛同した専門家によって、ブラインドで評価したコンテストです。

大吟醸部門の115点出品の内38点が金賞受賞となりました。

2011_1112_211123dscn9452大吟醸「鳥海」

正統・秋田流ともいえる低温長期仕込みに

よって醸された大吟醸です。

丁寧な自社精米・壜火入れ・冷蔵壜貯蔵など

最善の品質管理を施し、華やかな香りと

豊麗な味わいの大吟醸「鳥海」が誕生しました。

蔵人の確かな技と限りない情熱が育て上げた

「天寿」ならではの逸品です。

今回受賞の他に、

2010年ISC(インターナショナル・サケ・チャレンジ)と

全米日本酒歓評会にてGOLD MEDALを獲得いたしました。

評価の高いお酒です。

是非とも、ご友人たちとの語らいや、お祝いの席にお供させていただきたい

大吟醸「鳥海」です。

処理 火入れ酒

原料米 山田錦(兵庫県)

精米歩合 35%

使用酵母 自社保存株

アルコール度数 16.0〜16.9

日本酒度 +4.0〜+6.0

酸度 1.2〜1.4

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天寿酒造お雛様展示は、3月9日~20日です。

天寿酒造の町、由利本荘市矢島は、城下町ですので、江戸時代の矢島の藩主や旧家のお雛様などたくさんあります。由利本荘ひな街道という期間を設けて町中で展示いたします。

天寿酒造本宅でも展示いたします。

180余年の座敷には明治初期のお雛さまを飾ります。

写真は前年の物です。

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昔は、気に入ったお雛様を少しづつ揃えていったようで、内裏雛は、古今雛で箱書に「明治二年二月吉日」とありますので、この時期に購入されたと思われます。

三人官女、随身、仕丁の人形台が揃っていることから同時期に購入されたと思われますが、購入時期については不明です。

また、五人囃子は大きさが他に比べてやや大きいことから、内裏雛や他の人形とは別に購入されたものと思われます。

代々伝わる雛人形は、現在の当主でも購入時期が不明なほど古い歴史を持っております。

また、お雛様の後ろに立ててある屏風は、日本草書の三傑人と呼ばれた真牛の書です。

屏風=真牛(文化6年~明治15年)74歳没
僧、書家。新潟県高田市大工町、吉久九兵衛の三男。金沢市円通寺松山寺で仏門にはいる。福岡県麻生寺町の禅林寺をはじめ、津山長安寺、長岡長安寺の住職となり、明治3年矢島町金嶺山龍源寺17代住持となり、名僧として秋田にきこえた、中肉長身で色白、読経の声もよく、最も禅僧らしい禅僧として住民に愛された。それよりも書道、漢詩人として有名だった。明治6年隠居して寺田村に牛庵をいとなみ、もっぱら書を学びながら余生を過ごした。号は真牛のほか不牛、臥仏、半仏、鉄壁などを多く用いた。書風は王義之に近く、特に草書の大字を得意とした。犬飼木堂は、草書として良寛、芳才、真牛が日本草書の「三傑人」と評すべきだと強調した。でもまれに見る草書の大字といわれている。この他、矢島公民館にも数少ない残された作品がある。

電話でご予約いただきますと、酒蔵見学もできますので、是非ご予約くださいましてご来蔵ください。

天寿酒造 telephone 0184-55-3165

この期間限定で、特別限定酒の販売もさせていただきます。

見学のおみやげに、どうぞ~ 

L75ひな街道純米吟醸酒 

女性に人気のささにごりです。

東京農大短期大学部醸造学科において

撫子の花から採取された酵母使用した

華やかな香りのにごり酒です。

ふんわりとした口当たりは、特に女性に人気です。

分類 純米吟醸酒 

処理 生貯蔵酒

原料米 天寿酒米研究会契約栽培米「美山錦」 100%

精米歩合 60%

使用酵母 ND-4(東京農大短醸分離株)

アルコール度数 15.0〜15.9

日本酒度 +3.5

酸度 1.3〜1.5

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Photo_2ひな街道本醸造酒 (本醸造 あきたこまち)

秋田の大地で育まれた銘柄米「あきたこまち」の

特徴を生かしたふんわりた美味しい甘味がある

淡麗旨口の酒。燗酒もお勧め。

分類 本醸造酒 

処理 火入れ酒

原料米 酒母米・麹米天寿酒米研究会契約栽培米美山錦 掛米秋田県産あきたこまち

精米歩合 酒母米60%、掛米65%

使用酵母 協会10号

アルコール度数 15.0〜15.9

日本酒度 -1.0〜+1.0

酸度 1.0〜1.3

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酒造りが佳境に入ってまいりました

天寿酒造では、酒造りの技を競う、鑑評会への出品酒となる大吟醸の袋吊り作業が行われました。

低温熟成された醪の上部から雫取り作業となります。

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蔵人たちがスタンバイして、作業の確認をし、左手前の赤い防寒着の船頭さんがホースから酒袋へ注入していきます。


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次々と酒袋がいっぱいになっていきます。

冷たくて重い酒袋を丁寧に吊り下げると、10分後くらいには雫が集まって呑み口から滴り落ちてきます。

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初めは少し濁りがあるので、斗ビンではなく桶に受けます。

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斗ビンは、この出始めの酒でビン全体になじませます。

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くるくると回して、ビンの内側全体に丁寧にくまなく漬けます。

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雫酒でなじんだ斗ビンは、にごりの少なくなった雫を受け入れます。

この画像では分かりずらいかもしれませんが、中にポチャンと落とすのではなく

呑み口からビンの内側を這うようにしてお酒をためていきます。

沢山の空気に触れて、風味が抜けてしまわないようにするためでもあります。

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斗ビンの色がうっすらと緑色がかっているのですが、中身はこんなに澄んでいます。

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杜氏の真剣な表情。味覚を研ぎ澄ませ、集中しているので声もかけられません。

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醪タンクの2/3までで雫取りは終わりです。あとの1/3は、櫂棒でかき混ぜながら、袋詰めされる工程まで送られます。

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この醪は、酒袋に入れて槽の中に寝かせて、じんわりと濾されたお酒が出てくるのを待ちます。

桶で汲んで、酒袋に詰める作業です。

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おや!?頭を突っ込んで何をしてるの??
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槽の中に酒袋の口をたたんで漏れないよう、重ねている作業です。

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こちらのお酒は、大吟醸になります。

低温長期仕込みは、正当秋田流と言われる技です。

秋田の気候風土の特徴である、冬の積雪によって蔵は雪に囲まれ「かまくら」のようになり室温が安定します。極端に温度変化をしない安定した室温で醸されたお酒は、ふんわりと柔らかいお酒に仕上がります。

秋田の優しさがにじみでるお酒でもあります。

秋田ファンの皆様、是非とも蔵人の心意気を感じていただきながら、ご賞味いただけましたら造り手の励みにもなります。

よろしくお願いいたします。

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