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第10回 落語と天寿を楽しむ会---ご報告!(落語の部)

好天に恵まれた5月25日。ちょっと歩くと汗が出るほどの陽気でした。

いつもですと、蔵内はひんやりとしていて、落語を聞いている最中に肌寒さを感じるのですが、当日は心地よい室温の中で三遊亭鳳楽師匠の名人芸を堪能することができました。

お時間となり、席亭であります。天寿酒造社長からごあいさつです。

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『皆さま、ようこそお越しくださいました。記念すべき10回目の落語と天寿を楽しむ会となりました。これは、ひとえに三遊亭鳳楽師匠が酒蔵を応援しようと地方まで出向いてくださるお陰であり、またそれを楽しみにしてくださいますお客様のお陰です。心よりお礼申し上げます。

 

今年は4月になっても寒い日が続きその影響で田植えの時期や山菜の収穫期などが全て遅れており、今回お出しするお料理の山菜も苦労して集めた次第です。今年も従業員手作りの料理ですが、地元の食材を使った旬の味を、楽しんでいただけましたら幸いです。

 

日本酒の消費は、下がる一方で私が社長に就任いたしましてから、上がることのなかった売上ですが、昨年より売上が下がらなかったという事が起こりまして、胸をなでおろしたところです。

 

日本酒の飲まれ方も変化してきており、おいしい料理をいただくには、おいしい酒が欲しいという傾向で、具体的にこのお料理には、このお酒というのが定着しつつあるようです。

 

また、弊社でも輸出が7%程度ありますが、昔はハッとするほどの熱いのが日本のお酒の出し方でしたが、今ではワインと同じ扱いでステイタスも随分高くなりました。


社内におきましては、一関新杜氏となり初年度から高温障害米での酒造りをいたしまして、一年生杜氏には過酷な環境で随分苦労しましたが、ひと冬の造りで私としましては杜氏が大変鍛えられたと感じて見ていました。
後ほど、その杜氏から酒質説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

それでは、三遊亭鳳楽師匠の名人芸をお楽しみください』

続きまして、今回の三遊亭鳳楽師匠の独演会を開催するにあたり天寿酒造との架け橋になってくださいました「日本の食と文化を守る会」の会長であります村田様よりごあいさついただきました。

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『昨年は腰痛の為に来れなかったという、大変残念な思いをいたしました。今年は記念すべき10回目の開催となり、大変おめでたいことと慶んでおります。

 

「日本の食と文化を守る会」とは、その地で育まれた料理と地酒を絶やすことなく守り続けていこうというなんのことはない、酒好きの集まりであります。

 

日本酒は昭和48年まで、右肩上がりの消費でしたがその年をピークとして年々下降し続け現在は、昭和48年の1/3の消費にとどまっております。

 

政府も国酒である日本酒を応援しようと、動き初めており、国家戦略プロジェクト「エンジョイ ジャパニーズ コクシュ(国酒を楽しもう)」が立ちあげられましたので、これに期待したいと思います。

 

落語は、常識と歴史の勉強にもなります。面白おかしく、お聞きいただけましたら幸いです。この後は、苦労して集めてくださいました山菜に舌鼓を打ち、天寿のお酒と共に楽しんでください。』

お時間となり、師匠が高座へ・・・・

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写真撮影禁止ですので、ここにアップすることはできませんが、グリーンの縦じま模様のお着物で、おしゃれでセンスのいい師匠の評判を再認識いたしました。そのお姿で師匠がお出ましになると、待ってましたとばかりに、暖かい拍手に包まれ笑顔の師匠が噺を始めました。

一つ目の噺は、『目薬』薬の付け方を間違って読んだ為に、これが大きな笑いになり、会場はクスクス笑いが続き、オチで大爆笑でした。

二つ目の噺は、『夢の酒』酒好きの噺なのですが、師匠の名人芸が酔っぱらいを見事に演じ、酒の香りまでしてくるようでした。この噺もまたオチで大爆笑。酒好きならではの心境が開場のお客様と同じだったのでしょうか。(><)ゞヾ(^ )ゞヾ( >)

ここで、休憩となり間をおきまして、紫に近いあずき色のお着物にお召替えなされた師匠がお見えになりました。

三つ目の噺は、『柳田の堪忍袋』これは人情噺で、親子の愛情と店主と番頭との愛情がグッとくる場面が多々あり、お客様は、ハンカチで目頭を押さえつつ聞き入っておいででした。

お客様を引き込むだけではなく、感動させてくださる芸力のすごさを、また一層強く感じた落語でした。

この後の「師匠を囲んでの天寿を楽しむ会」会場ではみなさんが涙、涙でしたとお伝えすると、やってる方もそれは入り込んでやりますので涙が流れます。とのことで、手拭いで拭く姿は、本当の涙だったようです。そして、今回の柳田の堪忍袋は、昨今薄れている人情の大切さを伝えたくて演じた演目とのこと、身にしみて感動しました。

三遊亭鳳楽師匠、いい落語をしていただき本当にありがとうございました。

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