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百八十八回目の酒造り

前社長の六代目が古文書研究会で本家文書「本末親類帳」を読み解いたところ、文政十三年分家し、矢島藩御用達の酒屋だった本家で学んだ技で濁酒と麹の製造を生業にした。とあり、今までは清酒免許を取得した明治七年を創業としてきましたが、文政十三年(1830)創業であることが判明し、今年で188回目の酒造りとなります。

今年は窯場を大規模改修し、新品の大型の甑(蒸し釜)が備え付けられ、窯場はステンレスの釜へと生まれ変わりました。

窯場を右から順に撮影してみました。

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新しい釜

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煮沸消毒に使われており、酒造りの道具が入ってます。
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大型の甑(こしき)

社長も作業の様子を見守ってます。

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2台の甑から上がる湯気はすさまじく、大型の換気扇3台がフル稼働してます。

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今までは甑の中に入って、すくい上げていた蒸米は大型の網のまま持ち上げられ蒸米放冷機へ一気に移されます。

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蒸米放冷機から出てきた蒸米は、酒母へとなるため酒母室へと運ばれます。

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酒母室で受け取った二人は息を合わせ
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酒母タンクへ投入します。
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こうして蔵内は一気に活気を取り戻し、平成29年度産米での酒造りが始まりました。

新しい窯場で心新たに、酒米農家さんから引き継いだ米を美味しい天寿のお酒に仕上げるべく酒造りに邁進いたします。今季のお酒も皆様を笑顔にできるよう頑張りますので応援のほどよろしくお願い致します。

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