山菜のウドが旬です
この時期に葉物の山菜で、アエコ、ホンナ、しどけ、などが旬を迎えておりますがウドも深い緑色をした葉をつけ茎は太くたくましい物が出揃ってきております。
この時期に矢島方面では、昔ながらの料理となっております、身欠きニシンとウドの煮付けが多く食べられます。身欠きニシンとは、ニシンの干物のことで、北海道から広まったようです。昔、ニシンは漁獲量が多くあり、生のままでは流通できないために干物にして山間地まで運ばれ食べられたのが、今ではこの地区の郷土の料理にまで成長したようです。
身欠きという名の由来は、磨くという意味ではなく生のニシンでは身が繊維状に細かく箸でほぐすとつまんだ分だけほぐれてくるのですが、干物にしたニシンは、身がワンパーツずつほぐれるように欠けて食べやすくなるので、身が欠けるということで身欠きニシンという名が付いたようです。
昆布出汁とお醤油ベースでニシンを煮込みもうちょっとで出来上がりというタイミングでウドを入れます。ウドは太いわりに煮えるのが早いので、煮すぎると箸で持てないくらい柔らかくなりますので、煮込み過ぎないようにするのが、このお料理のポイントです。
ニシンは、脂身の多い魚ですが干物にすると脂もいい具合に身に溶け込み深い味わいがあります。
飾らない郷土の料理には、飾らない旨みがある純米酒:天寿がお勧めです。
海の寒風にさらされ旨みがギュッと詰まったニシンは、かむほどに海の風が染み出てくるような味わいで、そこへ純米酒天寿をちびりといただくと山の田んぼの風の香りがするようです。口の中で、海の物と山の物が風に乗って舞い上がるそんな風景ができあがります。
煮詰めたウドは、ほろ苦さがあり胃袋にパンチを食らったような感触で、冬の間ぬくぬくしていた身体を目覚めさせてくれるかのようです。
ウドと純米酒天寿との相性もよくウドの苦味を旨みに変えてくれる天寿純米酒は、魔法の調味料とでも言いましょうか?お料理に溶け込むお酒なので、酒の肴をつまんでは呑み、つまんでは呑みと互いに引き合ういいセットメニューです。
地酒と山菜&身欠きニシン 最高ですよ![]()










最近のコメント