蔵人の朝

酒造りが佳境に入っており、蔵人は朝からきびきびとした動きで蔵内を移動しております。

まずは、醪の櫂入れ。このは、仕込みから16日目です。

櫂を入れ底からかき混ぜると溜まっていた炭酸がシュワシュワと吹き上げてきます。

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こちらは、洗米された米です。

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大きなネットに入って水が切られております。
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それを機械で吊り上げベルトコンベアーに乗せて甑まで送ります。
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投入が終わったら、蒸し上りまで別の作業です。
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こちらは酒母室担当の仕事。

これは「抱き樽」といわれるものです。麹菌や酵母菌の増殖に勢いを付けるため酒母の温度を上げるための道具です。この中にお湯を入れて酒母タンクに沈め、酒母の温度を上げます。温度が上がりすぎる時は氷水を入れることもあります。

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蔵人たち真剣に酒造りに向き合ってます。

社長が、新年の蔵元通信に「吟味して醸す」という自信の思いを書いてましたが、それを実践している蔵内です。

大寒が近づき寒さが厳しくなってきております。

体の中から温めて厳しい寒さを乗り切っていただきたいと存じます。

お燗に最適な天寿のお酒

燗上がり純米酒

1.8L  2,000円(税別)

720ml 1,000円(税別)

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謹賀新年

昨年の御愛顧に感謝申し上げますとともに本年もよろしくお願い致します。

皆さまにおかれましてはどんなお正月を過ごされたでしょうか。

天寿の町は、久々に三が日に雪が降らなくてのんびりとお正月を過ごすことができました。

元日には雨が降るという暖かさだったのですが、5日朝には10cm以上積もってて久々の雪かきでした。この日は日中も降り帰宅時にはマイカーの積雪も10cm以上ありました。

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こうなってくると蔵内の気温も安定し、外気からの空気も澄んでくるので酒造りにはうってつけの環境となります。

こちらは、粕はがし作業です。

もう一滴も絞れないところまでしぼると酒粕は板のようになります。

お店にも並んでいる袋詰めの板粕を見たことがあると思われますが、その原形ですね。

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蔵人が専用のヘラできれいにはがします。

こうやって一枚一枚丁寧にはがし作業をして酒造りは最終工程となります。

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年初めに最適なお酒

「ワイングラスでおいしい」日本酒アワード2016(WGO)のメイン部門で『金賞』を受賞したお酒初槽(はつふね)純吟生酒

 720ml 1200円(税別)

1800ml 2400円(税別)

新年会で、家飲みとしてフレッシュな味わいが新年を彩ってくれます。

天寿の生酒お楽しみください。

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天寿蔵は酒造り最盛期

蔵人たちの仕事は、朝一番に自分の担当部署の点検、検査をします。

それが終わるとだいたい9:30~10:00くらいに米が蒸し上り、当日の仕込み作業となります。

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この日は、「純米大吟醸鳥海山」をしぼりる日でした。

吟醸蔵の第四号蔵です

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サーマルタンクが4基並んでます。
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ふつふつと浮いては消える気泡を眺めていると、ふんわりと優しい香りに包まれます。

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満杯だった醪タンクは、あともう少しで空になります。

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槽場では、しぼられた「純米大吟醸 鳥海山」がシャラシャラを音をたて流れ込んできております。

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このほっとする優しい香りと、歴史ある蔵内の佇みに身を置き日本酒の歴史に心をはばたかせてみてはいかがでしょう。

ご予約いただきますと、蔵見学ができます。お越しをお待ちしております。

天寿酒造株式会社
   
■所在地   〒015-0411  秋田県由利本荘市矢島町城内字八森下117番地 
   
■連絡先   電話:0184-55-3165(代表)  FAX:0184-55-3167
   
■ホームページ   http://www.tenju.co.jp
   
■Eメール   info@tenju.co.jp

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初仕込が行われました。

前夜は霰が降る音がして朝起きて外を見るのが怖かったのですが、積もってなくて安心しました。

雪が降る前の冷たい雨の季節に入ると酒造りも本番を迎えます。

11月4日は、初仕込の日でした。

蒸し上りを見守る杜氏の背中・・・

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いつも背中なので横顔だけちょっと・・・・貫禄が出てきましたね。

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新しい設備のバッチ式間接蒸気型蒸米機で蒸されたお米は、完全オーバーホールを行った蒸米放冷機に流されます。

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放冷機からでてきた蒸米は、適温に冷まされております。
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すぐに初仕込の初掛けとなるタンクへ投入されます。

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櫂棒でかき混ぜるとすでに甘酸っぱい香りがしてきます。
いつ見てもこの白さにはうっとりです。美味しそう~
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新酒が絞られるまで、元気に発酵してくれることでしょう。

フツフツと元気に発酵している姿をご覧いただけるのもあとわずかです。

天寿の新酒おいしく出来上がります。楽しみにお待ち下さいませ。






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活気づく天寿蔵

初蒸しから5日ほど経ち天寿の蔵内はすっかり賑やかになっております。

この日も10時には酒米が蒸し上り、大量の湯気が立ち上って蔵内を包みこんでおりました。

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こちらは窯場です、酒造りに使う道具は一切科学洗剤を使用せず熱湯だけで洗いますから、大量のお湯が常に準備されております。
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酒米が蒸し上りました。適温に冷まされ、最初に酒母室へ運ばれます。

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酒母室で受け取った蔵人は、酒母を培養するためのタンクへ投入します。
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次は、麹室へ・・・麹室は蔵人意外入室厳禁なので、できあがった麹で雰囲気を感じていただければと思います。

一粒、ひとつぶが白い菌糸に覆われてふっくら、ふんわりとした麹にできあがってます。

こんな優しい麹の姿を見たら醸し上がるまで幾多の手間はあるのですが、おいしいお酒に出来上がるのは間違いないと自信が持てます。

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秋の深まりと共に天寿蔵は酵母菌たちが元気に麹室、醪室で活動し始めます。

酒米農家さんから天寿の蔵に米が山積みになり、「いい米を作ったから、いい酒を作れよ」とバトンを渡されました。

良質の米を活かし、美味しい酒に出来上がるよう今季も精一杯励む所存でございますので天寿酒造へ激励をよろしくお願い致します。

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初蒸しが行われました

天寿酒造143回目の酒造りが始動しました。

初蒸しの前日の洗米作業からお知らせしたいと思います。

洗米作業は、今年の米の水の吸収速度はどれくらいなのかなど、細心の観察力が必要となる初日です。蔵人の目にも鋭さが光ます。

水の吸い具合を確認するため、黒のプレートに載せて見ます。60%まで研かれたお米は白いビーズのように可愛く美しくなります。

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洗米された米は、水を切り網の中へ投入されます。

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網に入れて吊るされてから吸水機で余分な水分を取り、一晩置きます。

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翌25日の初蒸しです。蒸し上がった米を甑から取りだします。

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計量し、麹になる蒸米と酒母になる蒸米とに分けられます。

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こちらは、酒母用の蒸し米です。冷ましてから酒母室へ移動になります。
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天寿の酒蔵は、これから賑やかになり日中は蔵人の活気が席巻し、夜になると醪が発酵する音が静かに蔵内を包むことでしょう。

新酒の販売は、12月始めになります。

皆さまのおいしいの笑顔の為、社長はじめ、杜氏、蔵人が誠心誠意酒造りに励みますので、どうぞ応援のほどよろしくお願い致します。

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甑(こしき)倒し

天寿本宅前の桜は、濃いピンクのつぼみが沢山ついており温かくなると一気に咲きだすであろう姿でした。

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桜が咲きだす前に花を咲かせるのが、コブシの花です。

出荷口の方にはコブシの木があり、清楚な凛とした姿の白い花が満開を迎えてました。

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こうして花が咲きだす時期になると蔵内では甑倒しを迎えます。

酒造り終盤となり、最後の醪に使う米を蒸し終えふかしに使っていた甑を洗うため大釜からはずし倒して洗う事から「甑倒し」と呼ばれるようになりました。

今季最後の蒸し米を釜から出す作業です。

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酒造りはまだまだ続きますが、最終仕込みを終えた一区切りという意味でもこの日は蔵人にとっても特別な思いがあります。造りの期間中に毎日米を蒸していた甑に感謝し、酒造りの祖である松尾様に感謝する日でもあります。

醪をすべて絞り終える「皆造」まではもう少しありますが、気を抜かず醪の成長を最後まで見守りたいと思います。

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春のお勧めのお酒は、

限定販売~純米大吟醸「鳥海山」生酒

720ml 1,500円(税別)

1800ml 3,000円(税別)

日頃よりご愛顧いただいている純米大吟醸鳥海山の新酒生酒です。 

フレッシュで、口当たりのよいと〜っても香り高い生酒はこの機会にしかお楽しみいただけません。ぜひ、ご賞味ください。

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やっと春らしくなりました天寿の町です

雪解け水がサラサラと心地よい音をたてながら、町の中を流れて行きます。

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天寿の里を訪れたお客様から聞く町の印象は、「水が豊富で、流れる水の音が心地いいですね」という感想が多いです。夏でもこの水路は枯れることなく流れていることをお伝えすると、「美味しい米と水があればおいしい酒ができるということですね。」と、おっしゃっていただきます。

矢島町には鳥海山からの伏流水を汲み上げる井戸が何十ケ所もあります。現在でも使われているのが天寿の井戸でもあり仕込み水となっております。

天寿酒造が在籍する城新という町内には特に井戸が多くあり、約2kの道沿いには100mか150m間隔で井戸が点在してます。それらは現在でも汲み上げて使われております。飲み水として使用するのではなく、野菜を洗ったり果物を冷やしたりしての利用です。昔から水が潤沢に使えていた町に天寿酒造は建っているのです。

さて、春の様相になってきた町ですが、蔵内ではまだまだ酒造りが続きます。

今日もプライベートブランドの小仕込みが数種類など、甑は蒸し米でいっぱいです。

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蒸し米を適温に冷ます機械を通し、パラパラにほぐされて出てきます。
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20kgずつ分けるため計量機にかけます。

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蒸し米がくっつかないよう、また手で広げます。

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台車ごと第二蔵へ運びます。

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そして投入

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櫂棒で撹拌していきます。

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常日頃社長がいっている「お客様に届けるまで、きちんと品質管理するのが酒蔵の仕事である」という言葉を杜氏、蔵人が真心込めた酒造りで実践中です。

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酒造り終盤に入りました。

仕込みも終盤に入ってきて、仕込み室の醪タンクはほとんどいっぱいの状態です。

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1~2本空いているタンクは、今日明日の仕込みで満たされますが、醸しあげられたタンクは上層となり、またタンクは空きそこに仕込みが繰り返されます。

朝一番に始まる仕事は、といで水分をはけておいた米が蒸し器に送られます。

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ベルトコンベアーに乗って運ばれます。

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一度曲がって、別のベルトコンベアーに乗り換えます。

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この先は、蒸し機への投入となります。
一定の厚さに揃えるのがベテランの作業。

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こちらが、蒸し機です。

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蒸しあがると一定の厚さで出てきます。

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それをほぐしながら温度を適温まで下げて、仕込みタンクへ投入となります。

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こんな情景を思い浮かべていただきながら、新発売のお酒はいかがでしょうか。

霞純米生酒

1800ml 2300円(税別)

720ml 1150円(税別)

霞の名のとおり、春の霞を思わせるうすにごりのお酒を搾ります。天寿で新たに使用する協会酵母「KT901号」を使用した、爽やかな酸味とアルコール14度の軽快な旨味が特徴のお酒です。大好評です。

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酒蔵の朝

「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2016」で金賞受賞の連絡が入り、酒造り後半に入ってきましたが、天寿の蔵人たちは益々活気付いてます。ありがたいことです。

酒蔵の朝は、醪タンクの櫂入れから始まります。

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同時に甑にも火が入られ、米が蒸されております。

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酒母室でも櫂入れをし温度計を見ながら熱すぎぬよう、冷やし過ぎぬように子どもを育てるように丁寧に酒母を育てます。

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朝一番の一連の作業が終わる頃、蒸米が出来上がり各工程へ運ばれます。

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酒母室へ速足ですたすたと・・・

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酒母室では別の蔵人が待っていて、受け取り酒母タンクへ投入します。

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次は、初掛けの仕込みタンクへ投入
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こうやって、午前中の作業をこなしていきます。

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