呑み切りが行われました
その他、新規開発・一部改善を図ったもの・ロットの大きい物はそのバッチごとの比較検討も同時に行います。
4月25日に皆造を迎えました。
甑(こしき)倒し
新酒の発売予定
紅葉があっという間に終わってしまいました。
11月3日撮影ですが、鳥海山を源にする子吉川の紅葉の絶景ポイントを見つけましたのでご紹介いたします。
ここは、新しい道ができた川辺橋の下流です。人工林が植えられておらず、川からせりあがった小高い山は綾錦をまとい水面に赤や黄色を映しだし揺らぐ紅葉が見れます。
その2週間後・・・
天寿の町は、雪景色になりました。
天寿の向かいにある通称「天寿坂」の桜の木もすっかり葉を落とし、来るべき冬に備えてます。
そして蔵内はといいますと、醪タンクが順次満タンとなってきており、中を覗くと醪が元気に発酵中です。
9日目の醪です。とってもフルーティーな香りがしてます。
そして、7日目の醪は気泡が大きくなっていて発酵が盛んなのが分かります。
おいしく仕上がるよう愛情込めて造っております。ぜひ、今期の天寿の新酒をご賞味くださいませ。
新酒、ご予約承り中です。
雪ごよみ(12月7日発売予定)
初槽(はつふね)純吟生酒(12月5日発売予定)
百八十八回目の酒造り
前社長の六代目が古文書研究会で本家文書「本末親類帳」を読み解いたところ、文政十三年分家し、矢島藩御用達の酒屋だった本家で学んだ技で濁酒と麹の製造を生業にした。とあり、今までは清酒免許を取得した明治七年を創業としてきましたが、文政十三年(1830)創業であることが判明し、今年で188回目の酒造りとなります。
今年は窯場を大規模改修し、新品の大型の甑(蒸し釜)が備え付けられ、窯場はステンレスの釜へと生まれ変わりました。
窯場を右から順に撮影してみました。
煮沸消毒に使われており、酒造りの道具が入ってます。
大型の甑(こしき)
社長も作業の様子を見守ってます。
2台の甑から上がる湯気はすさまじく、大型の換気扇3台がフル稼働してます。
今までは甑の中に入って、すくい上げていた蒸米は大型の網のまま持ち上げられ蒸米放冷機へ一気に移されます。
蒸米放冷機から出てきた蒸米は、酒母へとなるため酒母室へと運ばれます。
こうして蔵内は一気に活気を取り戻し、平成29年度産米での酒造りが始まりました。
新しい窯場で心新たに、酒米農家さんから引き継いだ米を美味しい天寿のお酒に仕上げるべく酒造りに邁進いたします。今季のお酒も皆様を笑顔にできるよう頑張りますので応援のほどよろしくお願い致します。
蔵人の朝
酒造りが佳境に入っており、蔵人は朝からきびきびとした動きで蔵内を移動しております。
まずは、醪の櫂入れ。この醪は、仕込みから16日目です。
櫂を入れ底からかき混ぜると溜まっていた炭酸がシュワシュワと吹き上げてきます。
こちらは、洗米された米です。
大きなネットに入って水が切られております。
それを機械で吊り上げベルトコンベアーに乗せて甑まで送ります。
投入が終わったら、蒸し上りまで別の作業です。
こちらは酒母室担当の仕事。
これは「抱き樽」といわれるものです。麹菌や酵母菌の増殖に勢いを付けるため酒母の温度を上げるための道具です。この中にお湯を入れて酒母タンクに沈め、酒母の温度を上げます。温度が上がりすぎる時は氷水を入れることもあります。
蔵人たち真剣に酒造りに向き合ってます。
社長が、新年の蔵元通信に「吟味して醸す」という自信の思いを書いてましたが、それを実践している蔵内です。
大寒が近づき寒さが厳しくなってきております。
体の中から温めて厳しい寒さを乗り切っていただきたいと存じます。
お燗に最適な天寿のお酒
燗上がり純米酒
謹賀新年
昨年の御愛顧に感謝申し上げますとともに本年もよろしくお願い致します。
皆さまにおかれましてはどんなお正月を過ごされたでしょうか。
天寿の町は、久々に三が日に雪が降らなくてのんびりとお正月を過ごすことができました。
元日には雨が降るという暖かさだったのですが、5日朝には10cm以上積もってて久々の雪かきでした。この日は日中も降り帰宅時にはマイカーの積雪も10cm以上ありました。
こうなってくると蔵内の気温も安定し、外気からの空気も澄んでくるので酒造りにはうってつけの環境となります。
こちらは、粕はがし作業です。
もう一滴も絞れないところまでしぼると酒粕は板のようになります。
お店にも並んでいる袋詰めの板粕を見たことがあると思われますが、その原形ですね。
蔵人が専用のヘラできれいにはがします。
こうやって一枚一枚丁寧にはがし作業をして酒造りは最終工程となります。
年初めに最適なお酒
「ワイングラスでおいしい」日本酒アワード2016(WGO)のメイン部門で『金賞』を受賞したお酒初槽(はつふね)純吟生酒
新年会で、家飲みとしてフレッシュな味わいが新年を彩ってくれます。
天寿の生酒お楽しみください。
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