酒林の色が変わって来たら・・・

2月に入って、立春朝しぼりと酒蔵開放と天寿酒造はイベント続きでしたが、お陰さまでこれらの行事も無事に終え通常の業務に集中しております。

軒先の酒林は、深い緑から所どころに茶色の部分が混ざってきて、お酒が熟成してきている様子や酒造りが真っ盛りである事などを表わしております。

▼こちらは、昨年の12月18日撮影

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▼こちらは、今年の2月18日撮影

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酒林が、この色あいになる頃、厳しい寒さを乗り越えた大吟醸の醪が、しぼりの時期を迎えました。表面の泡の名残はなめらかで、まるで生クリームのようです。

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醪が酒袋に入れて吊るされます。

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吊るされた酒袋からは、徐々にお酒が滴りおちてきます。

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最初は、濁りがあります。

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段々と透き通ってきて、斗瓶に受け取るタイミングを計る杜氏

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杜氏の『よし!』とういう判断で斗瓶へ

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美味しいお酒に仕上がりますように....(祈)

実はこのお酒は出品酒候補であり、『鳥海の雫』にもなります。

加圧せずに滴り落ちる雫を集めたお酒は、1800ℓの仕込みから500ℓしか取れない大変貴重な、まさに雫なのです。約2時間吊り下げられて雫取り作業は終了します。

皆様のお手元に届くのは、10月頃ですが店頭に並んだ際はこの『鳥海の雫』をよろしくお願い致します。

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『鳥海の雫』の袋吊り

年度末となり酒造りも終盤を迎えました。

3月2日は、天寿酒造の技を極めた大吟醸の最高峰である『鳥海の雫』の醪の袋吊りがされ、雫が集められました。

吟醸蔵で、一定の室温と醪温度を管理され32日間大事に大事に醸された醪がしぼりの時を迎えました。ホースで上辺から20~30cmほどくぐらせて吸い上げます。

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吸い上げられて、送られてくるのは槽場です。

ここでもホースを持った蔵人が待機。足元に汲み上げのスイッチがあり、手元には開閉の栓があります。

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これらを器用に使いながら、同じ量を酒袋に詰めていきます。

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一袋づつ丁寧に詰められ、槽に吊り下げられていきます。

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初めは白濁したお酒が出ます。

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約20分後には、清んだ雫が集められて落ちてきます。

この香り~note お届けできないのが残念でなりません。

いろんな果物が集まっていい香りがするような深い香りがします。

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澄んだ雫が落ち始めると斗ビンに受けるタイミングを杜氏が見計らいます。これが、鑑評会への出品候補となり、『鳥海の雫』ともなります。

蔵人が一致団結し、心を合わせて『いい酒を造りたい』と願いながらの作業です。そこには神聖な空間が生まれ、まるで白装束をまとった神官のようにも写りました。

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1800ℓの仕込みから500ℓしか取れない雫とり作業です。

約2時間吊り下げられて雫取り作業は終了します。

とっても貴重なお酒ですので、発売と同時に予約が殺到する商品でもあります。

お待ちいただいている皆様、このお酒は10月に発売です。

良いお酒に仕上げてお手元にお届けいたしますので、いましばらくお待ちください。

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記念日やお祝い、自分へのご褒美にも・・・

《予約受付中》大吟醸雫酒「鳥海の雫」

10月1日より予約受付を開始しております。

販売本数に到達次第、受付を締め切らせていただきます。

お早目のご予約をお願いいたします。

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大吟醸雫酒「鳥海の雫」



Photo蔵元にとって鑑評会への出品は最も

緊張する一つです。

「鳥海の雫」はその出品酒と等しく、

加圧せずに酒袋から滴り落ちる雫

のみを集め、瓶火入れし、静かに

低温熟成した超限定の大吟醸の

最高峰です。

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価格 10,500円(税込)

容量 1800ml 梱包サイズ L

分類 吟醸酒 

処理 火入れ酒(要冷蔵)

原料米 山田錦100%

精米歩合 35%

使用酵母 自社保存株

アルコール度数 16.0〜16.9

日本酒度 +2.0〜+4.0

酸度 1.1〜1.3

飲み方ですが、冷蔵してください。15℃前後でお楽しみ下さいますと、もっともおいしい味を引き出せます。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

大吟醸雫酒「鳥海の雫」は、12月から降り始めた雪が蔵をすっぽりと囲み、かまくらのような状態となり蔵の温度が一定になる1月後半から2月前半に仕込み、2月後半に袋吊り作業があります。

秋田流長期熟成仕込みで、ゆっくりと醸された大吟醸は、しっとりとふっくらと柔らかく膨らみ丁寧に最後の仕上げとなる袋吊り作業で雫を集めて完成を迎えます。

その作業が、今年の2月に行われたのを振り返ってみたいと思います。

袋吊り当日の蔵は、こんなに雪に囲まれておりました。

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無事熟成が終わり、袋吊りを待つ醪(もろみ)

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約10名ほどの蔵人たちが、醪を酒袋に詰め槽(ふね)に吊るしているところです。

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詰められるのを待つ斗瓶

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雫が集まり、呑口から出てきました

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出始めのお酒は、斗瓶をなじませるために使います

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いよいよ、雫酒となる透明な雫が落ち始めます。

良く見ると、呑口と斗瓶が少しずれておりますが、これもお酒をいたわる為で、ポチャン、ポチャンと落ちるたびに空気が入り込まないよう静かに斗瓶の壁を伝わせます。

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こうやって斗瓶に集め、沈殿させて上澄みだけが、

鳥海の雫」となるのです。

ほとんど蔵人の手で丁寧に扱われて瓶詰めとなります。

こんなに可愛がられるお酒は、この「鳥海の雫」が一番です。

かわいく、丁寧に造られたお酒。

大事な方との記念日。

この時期ですと、決算を迎える会社も多いことかと思われます。目標達成のお祝いなんかにもお遣いいただけたら嬉しいです。

日本酒好きの方には、ご自身のご褒美にもいいのではないですか?こんなお酒が自宅で待っているとなると、スキップで帰りたくなるかもしれません。

大切な日の為に、奮発してみてはいかがでしょうか?

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酒造りが佳境に入ってまいりました

天寿酒造では、酒造りの技を競う、鑑評会への出品酒となる大吟醸の袋吊り作業が行われました。

低温熟成された醪の上部から雫取り作業となります。

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蔵人たちがスタンバイして、作業の確認をし、左手前の赤い防寒着の船頭さんがホースから酒袋へ注入していきます。


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次々と酒袋がいっぱいになっていきます。

冷たくて重い酒袋を丁寧に吊り下げると、10分後くらいには雫が集まって呑み口から滴り落ちてきます。

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初めは少し濁りがあるので、斗ビンではなく桶に受けます。

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斗ビンは、この出始めの酒でビン全体になじませます。

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くるくると回して、ビンの内側全体に丁寧にくまなく漬けます。

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雫酒でなじんだ斗ビンは、にごりの少なくなった雫を受け入れます。

この画像では分かりずらいかもしれませんが、中にポチャンと落とすのではなく

呑み口からビンの内側を這うようにしてお酒をためていきます。

沢山の空気に触れて、風味が抜けてしまわないようにするためでもあります。

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斗ビンの色がうっすらと緑色がかっているのですが、中身はこんなに澄んでいます。

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杜氏の真剣な表情。味覚を研ぎ澄ませ、集中しているので声もかけられません。

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醪タンクの2/3までで雫取りは終わりです。あとの1/3は、櫂棒でかき混ぜながら、袋詰めされる工程まで送られます。

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この醪は、酒袋に入れて槽の中に寝かせて、じんわりと濾されたお酒が出てくるのを待ちます。

桶で汲んで、酒袋に詰める作業です。

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おや!?頭を突っ込んで何をしてるの??
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槽の中に酒袋の口をたたんで漏れないよう、重ねている作業です。

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こちらのお酒は、大吟醸になります。

低温長期仕込みは、正当秋田流と言われる技です。

秋田の気候風土の特徴である、冬の積雪によって蔵は雪に囲まれ「かまくら」のようになり室温が安定します。極端に温度変化をしない安定した室温で醸されたお酒は、ふんわりと柔らかいお酒に仕上がります。

秋田の優しさがにじみでるお酒でもあります。

秋田ファンの皆様、是非とも蔵人の心意気を感じていただきながら、ご賞味いただけましたら造り手の励みにもなります。

よろしくお願いいたします。

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137回目の造り総仕上げ、大吟醸雫酒「鳥海の雫」

もっとも緊張する酒造りの出品酒である、大吟醸の最高峰のお酒。

天寿酒造 雫酒のしぼりです。

出品酒とは、蔵の持っている技術を総結集し、技の限りをつくして醸したお酒で、コストや消費者に受け入れられる値段で作れるか・・・など採算を一切、度外視した酒です。

ですので、出来上がったお酒は、超高級酒となります。

味のふくらみ・旨味・舌触り・滑らかさ・キレ・香り・全てにバランスが均れた一滴である事が求められ、何かが少し欠けても、逆に突出しても出品酒には成り得ないという、杜氏や蔵人は、緊張する酒造りです。

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醪を吸引ホースで酒袋に流し込み、右手前のホースを抱えた人が、足元のスイッチで出し入れを制御し、詰めていきます。

醪が一杯になった酒袋は、槽に掛けられた杉の棒に吊るされ、加圧せず滴り落ちた酒を集めて大吟醸雫酒「鳥海の雫」と、出品酒になります。

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出品酒にする見極めは、杜氏が利き酒をしながらこれだと思う採り番の斗瓶に決まります。

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呑口から落ちてくる酒を受ける斗瓶の口がずれておりますが、これでいいのです。

ボチャボチャと斗瓶に落とすのではなく、瓶の内側を通って余計な空気に触れぬようにする細やかな作業です。

利き酒をする杜氏

蔵案内をするときのあの笑顔はありません。

職人の顔つきで、ここぞの真剣勝負の時なのです。

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何度も、香りをかいだり、利き酒をしては摂り番の斗瓶を見極めます。

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杜氏のこんな表情は、めったに見ることができません

さて、どんな酒に醸されているのか、ご期待ください。

大吟醸雫酒「鳥海の雫」

21BY

720ml 在庫わずかございます。

火入れ酒ですが、冷蔵保存

山田錦 100%

精米歩合 35%

使用酵母 自社保存株

アルコール度数 16.0~16.9

日本酒度  +2.0~+4.0

酸度     1.1~1.3

蔵元にとって鑑評会への出品は最も緊張する一つです。「鳥海の雫」はその出品酒と等しく、加圧せずに酒袋から滴り落ちる雫のみを集め、瓶火入れし、静かに低温熟成した超限定の大吟醸の最高峰です。

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天寿 大吟醸袋吊り

3月 1日 天寿酒造さんから、大吟醸の袋吊りをやるとの連絡をいただきお邪魔しました。

Dscn4637 Hukuro1 ピーーンと張り詰めた空気で、みなさんに話しかけられないのでは?と思いましたがつい、口が開いて、ちょっと質問してしまいました。『何袋吊るすのですか?』と聞いたら『41』の返答。へぇ~~41袋吊るすんだ~と、思っていたら『よいの41』だそうな・・・ユーモアたっぷりの蔵人さんたちです。

何年も同じことを繰り返してきているので、杜氏さんが指示することなく蔵人は黙々と作業をこなして行きます。これが、あ、うんの呼吸なのだと一人で関心しておりました。

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どば、どば、どばぁ~~っと、袋の中へ注がれ一杯になったら次の受け手が待っていて、一滴もこぼさずに次の袋の中へ....

そして、吊る人へ、こちらも二人いて交互に受けて吊るす。

こんなに手が重なりあっているのに、誰かの手と手がぶつかることなく、自然と動く範囲が決まっているかのごとく作業は進んでいきます。まるで、千手観音みたいです。

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あれ!杜氏さんは!?

と、探したら何かしてます。話し掛けれずにじ~~~っと、見ていたら『これは、容器の中をお酒で洗っているのです。洗うという意味が少し違いますが、容器にお酒の風味を移す感じです。(へぇ~、こんな細かいところにも気を使っているんですね!)

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袋吊りされたお酒が、流れ出てきました

-( ^^)-(^^ ))-ワーイ

時間をずらして、撮影した写真なので、左側は白濁してますが、右側は透明感がありますよね。

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そこで、杜氏さんの利き酒です。

出品酒の候補を頭に入れておくための利き酒なので、このときは笑顔なしの真剣な表情。

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三段階目かの取りで、斗瓶の登場!

圧力をかけずに袋からしたたり落ちたのが集まってちょろちょろと出てきます。右写真は少し分かりにくいと思いますが、瓶の内側をお酒が這って流れ入る様子です。きめの細かいお酒は、こんなところでも丁寧な扱いをされていて驚きでした。ここで、香りをかいでいいとおっしゃってくださったので、鼻を近づけると、フルーティな香りが全身を駆け抜け、うっとりします。材料がお米と水だけなのに なぜ!? こんなフルーツのような香りがするのだろう?と、つくづく考え込むのでした。

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これが、あの、『鳥海の雫』になるんですね~

絹のような滑らかさと、コクがあり、上品で後味の切れが最高!の、一級品のしぼりを見学させていただきました。ん~~。商品になって、出回るのが待ち遠しいな☆

*

*

今日の大吟醸袋吊りは、日本人の器用さと、繊細な心遣いを天寿蔵人が表現してくれ、蔵人の職人技を目の前で拝見することが出来深く心に残りました。地元に根付いた職人技を、熱い思いで応援していきたいと、改めて思いました。

ガンバレ 日本酒 (*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^* )

だぁ~~~い好き 日本酒 \(@^^)/\(^^@)/

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